債務整理の相談相手の選び方

借金の返済額を減らす債務整理。
人生の中でそう何度もあることではありません。
だからこそ、この時一緒に手続きを進める弁護士は適切に選んでいかないといけません。
その理由としては、弁護士に依頼を出すのは決して安い費用で済まないこと。そして適切な知識がある弁護士に依頼を出さないとその交渉や手続きがうまくいかないことが多いこと。
前もって債務整理で相談する弁護士をどの観点から選んでいけば良いのか。それをしっかり把握しておいて、弁護士を探す時の大きな助けとしましょう。

弁護士と相談


  • 相談する弁護士を決めるポイント
  • こんな弁護士には依頼したらだめ
  • 実際に債務整理の相談でかかる費用は?
  • ここまでして債務整理すべき?

目次

相談する弁護士を決めるポイント

国内だけでもたくさんの弁護士事務所があり、そこにはたくさんの弁護士が在籍しています。
実際に自分が相談を持ちかけるとしたら、どの弁護士に依頼を出せば良いのでしょうか。
大きな第一歩初回相談料が無料であると相談をもちかけやすいです。
そして実際に債務整理に着手しはじめたとしたら、その着手金が安い事務所はそれだけで助かります。
それらの費用が安いとそれだけで良い弁護士だとは言い難いですが、費用が安いというのは大きなポイントになることは間違いありません。
決め手となるのは過去の実績がしっかりとある事務所。
数々の債務者の債務整理を成功させてきた弁護士になら信頼して依頼を出すことができますよね。


こんな弁護士には依頼したらだめ

反対にこんな弁護士には依頼を出すべきではないというポイントももちろんあります。
まず依頼後に細かい連絡や報告がない弁護士もいますが、そんな弁護士には依頼を出すべきではありません。
これは実際に依頼を出さないとわからない問題ではありますが、過去に依頼した人の口コミを見ればある程度は把握できる問題のはず。
そうした弁護士は契約書を作らない、電話連絡をこちらからしても担当の弁護士、または司法書士につながらないなんてことが多いです。
前もってこの弁護士は過去の実績があるのか。依頼を出した人は皆満足しているのか。それらの情報を見ながら、総合的に依頼を出すかの判断を下してください。


実際に債務整理の相談でかかる費用は?

まず、弁護士に依頼を出すよりも司法書士に依頼を出したほうがかかる費用を安く済ませることができます。
ではなんで弁護士に依頼を出す人が多いのか? そう思う人も多いでしょうが、実は司法書士が担当できるのは140万円の負債まで。
それを越える負債の場合は代理権がないことで担当することができません。弁護士に依頼を出してください。
そして弁護士に依頼を出した場合ですが、それはその担当した弁護士。またはその弁護士が在籍する事務所の規定によってかかる費用はバラバラです。
ですがどこも、着手金と債務整理が成功したとしたら成功報酬を請求するところも多いですし、返済額が減額さえたとしたらそこからまた割合で報酬が割り出されるところがほとんど。
ここでかかるだいたいの費用をシミュレーションなどで把握しておことが、自分が依頼を出す時の助けとなるはずです。


ここまでして債務整理すべき?

ここまでで述べた通り、債務整理を行うには弁護士など専門家に依頼を出して着手金や相談料など一定のお金を支払うことになります。
多くの手間と時間、そしてお金を支払うことになりますが、ここまで手間と時間を用いてまで債務整理は行うべきなのでしょうか。
もし現在すでに消費者金融やその他キャッシングサービスを利用しており、その借入れたお金の返済。そして利息の支払いで悩んでいるとしたら、その返済額でこのまま返済を続けていくのはかなり自分の収入的に難しいと感じたなら、ぜひとも自分に適した債務整理を行うために、そしてどの手続きが一番自分の状況にあっているのか。
それを見極めるために弁護士に相談してください。